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顕微鏡の持ち方
両手を使って持ちましょう。片手は鏡柱(もしくは支柱)を、もう一方の手は顕微鏡の底部を持ちます。
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顕微鏡の設置・保管場所
顕微鏡は湿気、ほこり、振動、腐蝕性有毒ガスなどをきらいます。、比較的湿度が少なく、清潔で振動が少ない場所で使用・保管しましょう。悪環境下では、顕微鏡に使用されているレンズ類の腐食、カビ、汚れ、光軸の狂いなどが起こることがあります。その他、暑い場所、直射日光の当たる場所、冷気が直接吹きつける場所も避けましょう。 使用しないときはダストカバーを掛けるようにし、長期間保管する場合は乾燥剤とともに密閉できるケースなどに入れておきましょう。ケースがない場合は、乾燥剤とともに顕微鏡をビニール袋に入れ、中の空気をある程度抜いてからビニール袋の口をしっかりと閉めるとよいです。
検鏡時には、水平で安定した卓上などに設置してください。ぐらついた台の上や傾いたところなどの不安定な場所や、他の機械の振動が伝わる所など振動や衝撃の多い場所は不適当です。振動を軽減するために、顕微鏡の下にゴムなどの振動吸収材を入れることもあります。
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検鏡に適した環境
自然光線を光源にする場合は、レンズ類にカビがつくことがあるので、高温多湿の場所での使用は避けるべきです。調理台や加湿器のそばなど、油煙や湯気が当たるような場所に置かないようにしましょう。 明るい窓際で使用しますが、直射日光は避けるようにします。南側より北側の窓から入る光を利用するのがよく、窓ガラスはくもりガラスの方がよいといわれています。光源を内蔵した顕微鏡の場合は特に設置場所を選びませんが、どの場合においても電灯に近すぎる場所など、明るすぎる環境では顕微鏡像の質が劣ることがあります。
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結露について
結露とは、顕微鏡を冷えた屋外などから急に暖かい屋内などに持ち込んだときなどに、顕微鏡のレンズなどに水滴がつくことです。結露が起きたら、直ちに電源プラグをコンセントから抜き、結露がなくなるまで(約1時間)放置してから使用しましょう。 結露は温度差のある場所へ移動したときや、湿気の多い場所で起こります。以下は結露の起こりやすい環境です。
- 寒いところから暖房などがきいた部屋へ持ち込んだとき
- 冷房のきいた部屋や車内から暑い屋外に持ち出したとき
- 夏の夕立のあと
- 温泉など高温多湿なところ
- 暖房を入れ始めた部屋
- エアコンなどの冷風が直接あたる場所
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光学部品(レンズ類)の清掃方法
お手入れの前に手指の油分を石鹸などで洗い落としましょう。清潔で柔らかい手袋があれば着用しましょう。 レンズ表面などは手で触ったり拭ったりしないようにします。
以下の手順で清掃します。 1.ブロワーを用いて、ほこり、ゴミをできる限り吹き飛ばす。 2.柔らかい小筆などでゴミを掃き出す。 3.大きめのレンズやフィルターなどは、レンズクリーニング液でかるく湿らしたレンズペーパーを2つまたは4つ折りにしてレンズ類を挟み込み、レンズを回しながら中心から外側に向けて汚れを拭き取ります。 接眼レンズや対物レンズなどは、竹串などの先にレンズペーパーを細く巻きつけたものにごく少量のレンズクリーニング液をつけ、軽くゆっくりと中心から外側へ円を描くように拭き取ります。 油浸系対物レンズを使用した後は、イマージョンオイルが固まらない内に速やかに清掃しましょう。清掃はレンズペーパーでオイルを軽く拭き取った後に、竹串などの先にレンズペーパーを細く巻きつけたものにごく少量のレンズクリーニング液をつけ、軽くゆっくりと中心から外側へ円を描くように拭き取ります。 レンズペーパーは一度使用した場所は二度と使用しないようにします。 レンズクリーニング液は市販のもの、もしくはエーテル:エタノール=7:3の混合液(混合比は季節によって変わります)等を用います。混合液は拭き取った後、速やかに揮発・乾燥するように混合します。レンズやレンズ枠に使用されている溶剤がクリーニング液により溶け出すこともあるようなので、多量のクリーニング液の使用は避けるべきです。 エーテル、アルコール、レンズクリーニング液などは引火性が強いので、取り扱いや火気、各種電気機器のメインスイッチのON‐ OFF などには十分注意してください。特に、エーテル、アルコールなど使用時には、部屋の換気にも注意しましょう。
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電球・ヒューズの交換
感電ややけど、機器の破損を防ぐために、電球やヒューズを交換する前には電源プラグをコンセントから抜き、電球やヒューズが完全に冷えるまで待ちましょう。 電球の交換時には手袋の着用、もしくは布のようなもので電球を保護するなどして、電球のガラス表面を触らないようにしましょう。電球のガラス面に指紋や汚れが付いた場合は、清潔な布などで電球のガラス面を清掃しましょう。電球が汚れていると、電球が壊れやすくなったり、輝きが弱くなったりするようです。 スイッチと光量調整ノブが別々になっているタイプのものは、スイッチを入れるときに、明るさが一番暗くなる側に光量調整ノブを回しておくと、電球の寿命が長くなるらしいです。
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顕微鏡の各部の名称


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メカニカルステージについて
メカニカルステージは、顕微鏡標本(プレパラート)をステージの上で前後左右に自由に移動させる事ができる装置です。一般的には高級機種の顕微鏡にのみ付属する装置です。安い顕微鏡に付属しているのは“プレーンステージ”と呼ばれるもので、バネ(クレンメル)で顕微鏡標本を押さえつけて固定することしかできません。プレーンステージにおいてプレパラートを移動させるときには、指先でプレパラートを直接押しすべらせるしか方法はありません。この方法ですと“わずかにプレパラートを右に動かす”とか、“標本内を規則的に観察していく”ようなことはかなり難しくなります。標本のわずかな位置のずれは、顕微鏡下の世界では大きな位置のずれとなってしまうからです。“バネで固定されたプレパラートを指で移動させている間に、プレパラートがクレンメル(バネ)からはずれてしまった”という経験はありませんか? メカニカルステージは、顕微鏡観察時のプレパラートの移動を簡便・正確にことなうことができます。プレパラートを規則正しく正確に移動することが可能なのです。
 メカニカルステージを操作するためのハンドルは、前後動、左右動のふたつのハンドルが同軸に配置されているので、顕微鏡を覗きながらの操作が非常に簡単です。これらふたつのハンドルを操作するのは熟練技術がいるようなものではありません。非常に簡単です。顕微鏡の視野内に観察のターゲットを発見したら、メカニカルステージなら非常に簡単にターゲットを視野の中央に移動させることができます。 メカニカルステージにはプレパラートの中のターゲットを座標軸で記録できるという機能もあります。ターゲットを視野の中央に導いたとき、メカニカルステージに付属しているふたつのスケール(ものさしの目盛り)を記録しておいてください。一度プレパラートをステージから取り除き、再度顕微鏡観察を再開するときに、メカニカルステージのスケールの目盛りを再現することで、前回と同じターゲットを視野の中央に導くことができるのです。
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