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位相差顕微鏡のセットアップ

位相差顕微鏡の操作方法

BX-2700TPHを例に、位相差顕微鏡のセットアップと使用方法を解説しています。(Model II コンデンサ)

以下の順で位相差検鏡ユニットをセットアップして下さい。

対物レンズの損傷を防止するため粗動焦点ハンドル(A)を回してステージを一番下まで下げてから、レボルバーに位相差用対物レンズを低倍率のものから高倍率のものへ順番にねじ込んで装着します。コンデンサが視野絞りに当たってステージが下がりきらない場合はコンデンサ上下ハンドル(B)を操作して、コンデンサの高さを調整します。

4倍の対物レンズをひとつ取り付けておくと、後で行うコンデンサの芯出しが容易になるでしょう。

コンデンサ芯出しつまみを緩めます。
コンデンサ芯出しつまみは、位相差検鏡ユニットに付属の短い芯出しネジに交換します。

位相差コンデンサ用の短い芯出しネジ

アッベ・コンデンサをコンデンサホルダリングとともに取り外します。

コンデンサホルダリングにアッベ・コンデンサなど他のコンデンサが装着されている場合はそれを取り外した後、位相差コンデンサにコンデンサホルダリングを装着し、コンデンサ固定ネジを締めて固定します。取付方向は写真を参考にして下さい。(位相差検鏡ユニットに付属するコンデンサ固定ネジを使用するとスクリュードライバーで締めることができます)

コンデンサホルダリングを装着した位相差コンデンサをコンデンサホルダに前方から挿入します。位相差コンデンサの「40」のダイヤルが手前に来るように回転させておくと挿入しやすいです。

コンデンサが取り外しにくい場合や、コンデンサを挿入しにくい場合は、粗動焦点ハンドルやコンデンサ上下ハンドルを調整して操作しやすい位置に調整します。

コンデンサ芯出しつまみを位相差検鏡ユニットに付属する短いネジに交換します。

コンデンサホルダリング(6)の切れ込み(3)がコンデンサホルダ(2)のピン(1)に合うように位置づけます。コンデンサ芯出しつまみ(4)を締め、接眼レンズを覗いたときに視野内が照明されるように調整します。コンデンサの正確な位置決めはこの後に解説があります。

電源プラグをコンセントに差し込み、照明光の光量調整ダイヤルが一番暗い位置になっていることを確認後、照明光のスイッチを入れ、白色の照明光が得られるように光量調整ダイヤルで調整します。(スイッチを入れるときには、明るさが一番暗くなる側に光量調整ダイヤルを回しておきます。こうすると電球の寿命が長くなります。)

フィルタ類は全て取り除いておきます

1:ピン
2:コンデンサホルダ
3:切れ込み
4:コンデンサ芯出しネジ
5:位相差コンデンサ
6:コンデンサホルダリング
7:コンデンサ固定ネジ

コンデンサ絞りは最大に開いておきます。
コンデンサは一番上に上げておきます。

視野絞りがある機種では、視野絞りを最大に開いておきます。

光路切換つまみ(E)が観察用位置(押し込んだ位置)になっていることを確認します。

レボルバを回転させて4倍の対物レンズ(明視野用)、もしくは10倍の対物レンズ(位相差用)を光路に入れます。標本をメカニカル・ステージの上に置き、クレンメルで固定します。コンデンサを通過した照明光の位置を目安に、標本の観察部位が視野内に入るようにメカニカルステージを操作して標本の位置調整を行います。

粗動焦点ハンドルを回してステージを上げ、標本を対物レンズにできるだけ近づけておきます。この作業は標本と対物レンズ間の距離を目で確認しながら行ってください。

両手で左右の鏡筒を動かして、自分の瞳孔間距離にあうよう、見やすい幅に調整します。左右の2つの円形の視野がひとつに重なったところが、観察者の瞳孔間距離に合った位置です。

視度補正環を回して目盛りを ± 0 に合わせます。両眼で接眼レンズを覗き、ゆっくりとステージを下げて標本に焦点を合わせます。粗動焦点ハンドルを最初に使い、最後に微動焦点ハンドルで調整します。微動焦点ハンドルを何回転も回さないようにしましょう。微動焦点ハンドルを何度も回す前にあらかじめ粗動焦点ハンドルで焦点を大まかに合わせておきましょう。メカニカルステージを動かして標本の位置を少し変えると、観察対象を見つけられるかもしれません。像が鮮明でない場合は視度補正が必要かもしれません。双眼鏡筒の視度補正環のある側の目を閉じて、微動焦点ハンドルを調整してはっきりとした像が得られるように焦点調整を行います(もしこれができない場合は問題は標本自体など他の部分にあるのかもしれません)。次に両眼で覗き、鮮明な像が得られるように視度補正環を回して調整します。

コンデンサの調整を以下の手順で行います。

視野絞りのある顕微鏡の場合

(1)レボルバを回して4xもしくは10×の対物レンズを選択します。コンデンサターレットは“0”の表示位置に合わせます。
(2)視野絞りを最小まで絞り込みます。
(3)接眼レンズを覗きながらコンデンサ上下ハンドルを回して、視野絞りの像がはっきり見える位置にコンデンサを調整します(A、B)。視野絞りの像が視野外にある場合は付属のドライバでコンデンサ芯出しネジを操作して視野絞りの像が視野内に入るように調整します。
(4)視野絞りの像が視野の中心からずれていれば、2本のコンデンサ芯出しネジをドライバでまわして、視野絞りの像が視野の中心に合うように調整します(C)。

視野絞りのない顕微鏡の場合

(1)レボルバを回して10×~40×等の対物レンズを選択します。コンデンサターレットは“0”の表示位置に合わせます。
(2)コンデンサ絞りを絞り込みます。コンデンサ上下ハンドルを回して、コンデンサを最も上にあげます。
(3)接眼レンズを鏡筒から抜き、鏡筒内を覗き込むと、光束(対物レンズの瞳)が見えます。コンデンサ芯出しつまみを操作してコンデンサ絞りの像が対物レンズの瞳に入るように調整します。
(4)コンデンサ絞りの像が対物レンズの瞳の中心からずれていれば、2本のコンデンサ芯出しつまみをまわして、コンデンサ絞りの像が対物レンズの瞳の中心に合うように調整します。

コンデンサターレットを回して、コンデンサターレットの表示を使用する位相差用対物レンズの倍率に一致させます。位相差検鏡時にはコンデンサ絞りは全開に開いておきます。

一方の接眼レンズを鏡筒から抜き取り、芯出し望遠鏡に交換します。

芯出し望遠鏡を覗きながら芯出し望遠鏡の頭部(ヘリコイド)を回して、位相差用対物レンズの位相板の像がはっきりと見えるように調整します。

さらにリングスリットの像が位相板の像と同じぐらいの大きさになるようにコンデンサ上下ハンドルを回してコンデンサの上下位置を調整します。

リングスリットの調整を行います。

リングスリット調整環を動かして、位相板の像とリングスリットの像が一致するように調整します。

芯出し望遠鏡を抜き取り、接眼レンズを元通りに装着します。

ステージに標本を置き、粗動焦点ハンドル・微動焦点ハンドルで焦点調整を行います。

視野絞りのある顕微鏡の場合では、位相差観察時には基本的に視野絞りを全開にします。
コンデンサの上下位置は最上位を基本として、適切な顕微鏡像が得られるように適宜上下位置を調整します。

必要に応じてブルーフィルターなどを使用します。