動物病院病理検査用顕微鏡 APD-3500CM/APD-3500CW/APD-3500C

ライブ映像、静止画・動画

APD-3500CMは、顕微鏡、カメラ、モニタの一体型。付属のモニタ上で、顕微鏡像のライブ映像を観たり、静止画・動画の撮影操作が出来ます。撮影した静止画・動画を再生することもできるので、飼い主様や院内スタッフとの共有が容易です。

市販の外部モニタも使用できます。大型の4Kモニタやプロジェクタなどに映像出力することで、多人数でのディスカッション・カンファレンスでご利用いただけます。
※映像信号4Kもしくは1080pに対応したHDMIモニタをご利用ください。

タブレット・スマートフォンとWi-Fi接続

Wi-Fiルータを使用して無線LANでも使用できます。iPadやiPhone、Androidのタブレットやスマートフォンに無線接続して利用でき、顕微鏡から離れた場所でライブ映像を観たり、撮影操作を行うことが可能です。
Wi-FiルータがセットになったAPD-3500CWをご用意しております。
※他のWi-Fiルータをご利用の場合は、Wi-Fi 5（IEEE802.11ac）の通信規格をサポートしているものをお選び下さい。

汎用フォーマットでデータ保存

撮影データは、管理が容易な汎用フォーマットです。静止画は一般的な画像形式（.jpg、.tif）、動画は標準的な動画形式（.mp4）で保存されます。院内の患者管理システムなどで画像管理ができます。
撮影データは、SDカードやUSBメモリ（HDMIモード）、または接続しているパソコン・タブレット・スマートフォン等（Wi-Fiモード／Ethernetモード／USBモード）のストレージに保存されます。

高品位なイメージセンサーSONY STARVIS2搭載の4Kカメラ

高精細で美しい色合いの顕微鏡像が撮影できます。また、高フレームレートで滑らかな動画撮影も可能です。。

最大10倍のデジタルズーム

大型のイメージセンサー（1/1.2型）搭載。カメラの撮影範囲は、接眼レンズを覗いた時の観察像に近似しています。
また、マウス操作のみで簡単に最大10倍のデジタルズームが可能です。寄生虫、血液、尿、真菌、微小物などの観察に有用です。

動物病院での病理検査用として多用される総合倍率100倍～400倍に対応

4倍・10倍・20倍・40倍・100倍の5種の対物レンズが標準付属。特に10倍・20倍・40倍対物レンズ（総合倍率100倍・200倍・400倍）は、動物病院での検査に多く用いられます。
ライト・ギムザ染色やディフクイック染色を行った血液標本、皮膚上の真菌類やヒゼンダニ・ツメダニ等のダニ類、糞尿中の寄生虫、ストルバイトやシュウ酸カルシウム等の尿路結石の原因となる結晶の観察に適しています。

平坦性の高い対物レンズで視野の端までクリアに観察可能

像平坦性の高いプランアクロマート対物レンズを採用。視野中心に焦点を合わせた場合に、視野全体の90～95％程度に同時に焦点が合うため、視野の端と端にある対象物でも、試料の位置調整をせず比較できます。

プランアクロマート対物レンズの観察像

アクロマート対物レンズの観察像

各商品には以下のものが含まれています。